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技術士の識見に基づき、時代の要請にたった社会的活動を目指す! The Institution of C.I.T.Pro-Engineers

【特別講義実行委員会】平成24・25年度の実施状況と平成25年度の今後の予定     2013.07.06

千葉工業大学から要請の特別講義について、平成24・25年度の実施状況と平成25年度の今後の予定について報告致します。

平成24年度の実施状況

昨年度(平成24年度)も千葉工業大学から、特別講義の要請がありました。対象学科は、電気電子情報工学科と機械サイエンス学科の2学科からです。
以下に特別講義内容を示します。

1.電気電子情報工学科

電気電子情報工学科の西田教授、小田准教授ならびに宮田准教授から前期・後期の特別講義の要請があり、千葉工業大学技術士会として対応致しました。
特別講義内容を以下に示します。

< 電気電子情報工学科 前期 >

(1) 講義名:「平成24年度電気電子情報工学入門」内特別講義「技術者倫理」
(2) 講義の主旨:電気電子情報工学科の1年生を対象とした「電気電子情報工学入門」の中で、「技術者倫理」に関する講義を行なう。
※ 小田 准教授からの要望:
昨年度と同様に「技術者倫理」について講演をして、講義の最後に試験を実施し採点をして頂きたい。
また、千葉工大の先輩技術士の方々の活躍されていることなどについてもふれて、学生にアピールして頂きたい。
(3) 講義対象者:電気電子情報工学科の1年生(各クラス120〜130名)の学生が対象
(4) 講義概要 平成24年7月10日(火)から3週連続、新習志野キャンパスにて実施
講義題目:「電気電子情報工学入門( 技術者倫理 )」
1) 平成24年7月10日(火)13:00〜14:30 担当先生:小田 准教授
講師:佐々木 武彦 氏 ( 技術士(機械部門)所属:元日立製作所・日立ビルサービス )
2) 平成24年7月17日(火)13:00〜14:30 担当先生:水津 准教授
講師:堀田 光 氏 ( 技術士(建設部門)所属:株式会社 CPC )
3) 平成24年7月24日(火)13:00〜14:30 担当先生:久保田 教授
講師:児島 雅範 氏 ( 技術士(建設部門)所属:株式会社 フジ工営 )
※ 講義は、無事に終了致しました。感想文では、大学の先輩技術者による貴重な経験・意見を聞くことが出来て有意義な時間であったこと、今後の大学の授業についても積極的に取組みたい等のコメントが多く書かれており、今後も技術士会として取組んで行きたいと考えております。

< 電気電子情報工学科 後期(その1) >

(1) 講義名:「技術者倫理」
(2) 講義の主旨:電気電子情報工学科の3年生を対象とした「技術者倫理」に関する講義を行なう。
※ 宮田 准教授からの要望:
昨年度と同様に、千葉工大の先輩技術士の方々が活躍されていることを学生にアピールして頂き、受講生も後に続くように激励して頂きたい。
(3) 講義対象者:電気電子情報工学科総合システム工学コース(JABEEコース)3年生の50名
(4) 講義概要 平成24年12月11日(火)から3週連続、津田沼キャンパスにて実施
担当先生:電気電子情報工学科 宮田 准教授
初回講義の初めに、溝邉会長により技術士会の紹介を行いました。
1) 平成24年12月11日(火)10:30〜12:00
講師:小久保 優 氏 ( 技術士(建設部門)所属:小久保都市計画事務所所長 )
講義題目:「JABEEの審査基準とAPEC、EMFについて」
講師コメント:平成24年の前半に「JABEEと技術士の国際化」で東南アジアを訪問しており、この時の話題も含めて説明しました。私自身が経験したJABEE審査の意義と内容、評価委員会等の話題などを学生にアピールしました。
2) 平成24年12月18日(火)10:30〜12:00
講師:奥山 晴及 氏 ( 技術士(経営工学部門)所属:奥山技術士事務所 )
講義題目:「グローバル時代、国際的な場にて活躍する若き技術者に」
講師コメント:私自身が海外(米国、東南アジア)にて経験したことをベースに、工場建設から試運転までのエンジニアリングの一端について、学生にアピールしました。
3) 平成25年1月8日(火)10:30〜12:00
講師:久多羅木 吉治 氏 ( 技術士(建設部門)所属:東亜建設工業 株式会社 )
講義題目:「国際規格と相互認証の動向」
講師コメント:小久保氏とAPECエンジニア、EMF国際エンジニア関係の部分は分担させていただき、制度と仕組みに着目して重点的に講義を行ないました。

< 電気電子情報工学科 後期(その2) >

(1) 講義名:「ゼミナール1」
(2) 講義の主旨:電気電子情報工学科の3年生を対象とした「技術者倫理」に関する講義を行なう。
※ 西田 教授からの要望:
同科では、進路選択や学習内容と実社会との繋がりについての指導について種々の試みをしており、さらに推進したいと考えております。実社会で活躍しているエンジニアによって、進路選択時期・就職活動時期を迎える3年生全員に実学としての工学に関する講演をして頂き、工学と実社会の繋がりや大学での学習内容の価値などを考える機会を与えて頂きたい。
(3) 講義対象者:電気電子情報工学科3年生全員 人数:約340名
(4) 講義概要 平成25年1月28日(月)16:20〜17:50(第9・10時限)
津田沼キャンパス1号棟2階の大教室にて実施。
担当先生:電気電子情報工学科 西田 教授
講師:溝邊 哲男 氏 ( 技術士(電気電子部門)所属:千葉工業大学技術士会会長 )
講義内容:@ 千葉工業大学技術士会の紹介(自己紹介として職歴、経歴等も含む)
A 技術者に対して国、社会、企業は何を期待しているか
B 技術者に対する時代の要請は何か
C 技術者人生45年の体験談から、技術者に必要なもの・心得等
D 技術者倫理(体験等より)
E 技術士資格取得のメリット
F 電気電子情報技術者に関連する国家資格等
G 技術士を資格取得すると一部学科試験の免状になる資格等
講師コメント:講義は大盛況で、同科の他の先生方も数人ご参席頂き聴講して頂きました。
特に、「技術者人生45年の体験談から、技術者に必要なもの・心得等」については、学生は非常に興味を持ち真剣に聴講していた。

2.機械サイエンス学科

機械サイエンス学科の高橋 准教授から、「機械工学演習」として3日間の特別講義の要請があり、千葉工業大学技術士会として対応致しました。同学科の特別講義内容を以下に示します。
(1) 講義名:「平成24年度 機械工学演習」
(2) 講義の主旨:講義は、3年生を対象とした機械工学演習。機械サイエンス学科の4専攻コースの内、機械工学コース、機械設計・開発コースの学生を対象とした卒業論文の研究室・卒論テーマの紹介を主として行われるものです。
※ 高橋 准教授からの要望:
社会で必要な人材・知識・学問、また卒業後10年20年30年後にどのような人間になっていたいかを、学生自らが考える動機が芽生えればと考えています。また、工学演習なので一方的な講義ではなく、なるべく学生とコミュニケーションを取って頂きたい。
(3) 講義対象者:機械サイエンス学科 4つの専攻コースの内、機械工学コース(3年生)120名、機械設計・開発コース(3年生:JABEE対象コース)40名等の2コースの学生170名を対象
(4) 講義概要 平成24年10月11日(木)から3週連続、津田沼キャンパスにて実施
担当先生:機械サイエンス学科 高橋 准教授
1) 平成24年10月11日(木) 13:00〜14:30
講師:佐々木 武彦 氏 ( 技術士(機械部門)所属:元日立製作所・日立ビルサービス )
※ 同特別講義時に千葉工大技術士会編『技術士《国家資格》への挑戦!ガイドブック』を受講生に配布
@ 「技術士」の概要説明と技術士取得に際しての講師の経験談としては、ガイドブックを基にして説明し、「千葉工大技術士会」の活動内容ならびに受験サポートを実施している旨を説明した。
A 技術士としての経験談:職歴を基にしての経験談として、日立製作所勤務時代のモノレール・エレベータ開発技術・日立ビルシステム時代のエレベータメインテナンスなど。
講師のコメント:製品説明と実務経験については、非常に興味を持った様子であった。時間が少なく失敗談・成功談などあまり出来ず残念であった。雑学として、論文の書き方・製品開発の心得については、非常に興味を持ち真剣に聴講していた。
2) 平成24年10月18日(木) 13:00〜14:30
講師:堀田 光 氏 ( 技術士(建設部門)所属:株式会社 CPC )
@ 建設系の「技術士」の役割、プレゼンのコツなどを説明した。
A 技術士としての経験談として、職務を基にしての防災、地震、洪水、地球温暖化等をキーワードとした最先端技術を紹介した。
講師のコメント:講義は、技術士資格の重要性、プレゼンの方法、そして日本の防災技術の現状について実施した。講義全般を通して学生の目力を感じた。社会人となってからは、技術者として技術の研鑽に積極的に取り組んで欲しいと思います。
3) 平成24年10月25日(木) 13:00〜14:30
講師:今井 誠 氏 ( 技術士(機械部門)所属:石井特許事務所 )
@ 『技術士』を何故目指すのか(動機付け)と技術士取得に際しての苦労話などを説明した。
A 技術士としての経験談:特許とは何か、特許申請の方法・国際特許などを説明した。
講師のコメント:私の経験談や技術士取得を決意した動機・経験談については、非常に関心が高く学生同士の雑談もなく、真剣に聞き入ってくれました。社会でどのような技術者が必要か、どのように生き残り、活躍して行くかについても、学生の関心が高かったと思います。

平成25年度の実施状況と今後の予定

今年度(平成25年度)も千葉工業大学から、特別講義の要請がありました。対象学科は、電気電子情報工学科と機械サイエンス学科の2学科からです。
以下に特別講義内容を示します。

1.電気電子情報工学科

電気電子情報工学科の中静 教授から、前期の特別講義の要請があり、千葉工業大学技術士会として対応致しました。
(1) 講義名:「平成25年度電気電子情報工学入門」内特別講義「技術者倫理」
(2) 講義の主旨:1年生を対象とした「技術者倫理」の講義を行なう。
※ 中静 教授からの要望:
「技術者倫理」について講演をして頂きたい。千葉工大OBで技術士の方々の活躍されている状況などについてもふれて、学生にアピールして頂きたい。
(3) 講義対象者:電気電子情報工学科の1年生(各クラス120〜130名)の学生が対象
(4) 講義概要 平成25年5月14日(火)から3回、新習志野キャンパスにて実施
講義題目:「電気電子情報工学入門( 技術者倫理 )」
1) 平成25年5月14日(火)13:10〜14:40 Kクラス(5108教室)
講師:秋山 勇治 氏  ( 技術士(電気電子部門)所属:小型電動機研究所 )
2) 平成25年6月25日(火)13:10〜14:40 Mクラス(5103教室)
講師:佐々木 武彦 氏 ( 技術士(機械部門)所属:元日立製作所・日立ビルサービス )
3) 平成25年7月 2日(火)13:10〜14:40 Lクラス(5109教室)
講師:相馬 裕 氏   ( 技術士(建設部門)所属:相馬技術士事務所 )

2.機械サイエンス学科

機械サイエンス学科の高橋 准教授から、昨年度と同様に「機械工学演習」として3日間の特別講義の要請があり、千葉工業大学技術士会として対応致します。
※ 高橋 准教授からの要望:
工学演習なので一方的な講義ではなく、学生とコミュニケーションを取って欲しい。経験談を中心に、技術士の仕事・資格も踏まえてお話しいただければと思います。
同学科の特別講義内容を以下に示します。
(1) 講義名:平成25年度 機械工学演習
(2) 講義の主旨:講義は、3年生を対象とした機械工学演習。機械サイエンス学科の4専攻コースの内、機械工学コース、機械設計・開発コースの学生を対象とした卒業論文の研究室・卒論テーマの紹介を主として行われるものです。
(3) 講義対象者:機械サイエンス学科 4つの専攻コースの内、機械工学コース(3年生)120名、機械設計・開発コース(3年生:JABEE対象コース)40名等の2コースの学生170名を対象
(4) 講義概要 平成25年10月3日(木)から3週連続、津田沼キャンパスにて実施
担当先生:機械サイエンス学科 高橋 准教授
1) 平成25年10月 3日(木) 13:10〜14:40
※ 同特別講義時に千葉工大技術士会編『技術士《国家資格》への挑戦!ガイドブック』を受講生に配布
2) 平成25年10月10日(木) 13:10〜14:40
3) 平成25年10月17日(木) 13:10〜14:40
※ 同特別講義については、これから講師の講義日調整を行いたいと考えております。